実施講座の中から・Q&A

Q&A

HiSEP,HiSEP-6 について、Q&A形式でご紹介します。
なお、不明な点あればHiSEP支援室まで問い合わせください。

埼玉大学HiSEP・HiSEP-6
〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255
埼玉大学大学院理工学研究科 HiSEP支援室(総合研究棟2号館1F西側)
電話:048-858-9302
E-mailhisep.saitama@gmail.com

質問1(HiSEPが置かれている)「副専攻プログラム」とは?

埼玉大学理学部特有の教育プログラムです。大学教育の中で、特に理系学生に向けて、自主的・意識的に、その学問分野に広い視野と深い知識を育んでもらいたい、という趣旨で開講されています。HiSEPはその中のプログラムで有り、そのガル句集生化は卒業時に「修了証」が発行されます。また受講科目の中には「理学部専門基礎科目」に割り当てられているものもあり、それは(修了証の取得の有無にかかわらず)卒業単位として含めることが可能です。詳しくは「理学部履修案内」中の副専攻プログラムのページを参照ください。

質問2単位認定(成績評価)について教えてください。

理学部副専攻プログラムを参照して「HiSEP科目」を確認してください。各授業への出席状況と、の中で課せられたレポート・実習課題・プレゼンテーションなどに取り組み、その成果を評価して単位を認定します。詳しくは「理学部履修案内」を参照してください。

質問3受講相談は受けられますか?

新入生に向けては4月始めにHiSEPガイダンスを開催しますので、参加してください。また、在学生向けには各HiSEp授業時、もしくはオフィスアワー時に問い合わせください。個別相談を希望する方はメールにて面談日時の予約をお願いします。

質問4講義情報はメールで届いたりするのでしょうか?

埼玉大学教務システム、各授業ごとのWEBCLASSで連絡します(メール併用)。また、理学部1・2号館1FラウンジのHiSEP掲示板、HiSEPホームページでも情報提供しています。

質問5講義の実施場所は決まっていますか?

原則、授業ごとに教室が割り当てられていますので、授業シラバス、授業時間割を参照してください。特別な授業内容の場合(特別セミナーや討論型講義など)に教室変更を行う場合があります。「講義情報」授業時にお知らせしますので、それに従ってください。

質問6オンラインで受講することは可能でしょうか?

原則、埼玉大学における授業開講形式に準じます。開講前のガイダンス等でお知らせしますが、特段の理由で対面受講が難しい場合には、項別対応を検討しますので、相談ください。

質問7埼玉大学以外の教員の講義は聴講できますか?

HiSEPでは内外(外国人・社会人を含む)の講師によるセミナーを積極的に開講しています。受講生の希望による外部講師選定は現在行っていませんが、希望あれば連絡ください。

質問8外部講師への質問などはどうするべきでしょうか?

内外講師にかかわらずHiSEPでは受講生からの積極的な質問を重視・歓迎しています。授業時の質問機会を特に活用してもらいたいと思いますが、課題レポート内での記載や個別メールでの質問も受け付けます。

質問9支援室にオフィスアワーは設けられていますか?

各授業で指定されますので、シラバスを参照してください。それに加えて、HiSEP支援室では、お昼休み12:15-12:45 をそれに当てていますので、直接おたずねください(但し、担当者が都合で不在になる場合もありますのでその場合は再訪ください)

質問10学外研修はありますか?

学外施設見学などを行ってきています。年度毎に研修内容は異なりますので、授業時、ホームページ上での案内に注意してください。
プログラム担当者の声

埼玉大学シニアプロフェッサー    吉永 尚孝

「さらに遠くの景色を見てみよう」

吉永尚孝

埼玉大学シニアプロフェッサー 吉永尚孝

丁度皆さんの年頃の時に私は物理を将来勉強していこうと思いました。一つの理由は、物理は自然科学の中で最も根本的で物理をマスターすれば世の中のすべてのことが理解できるに違いないと考えたからです。今ではその考え方は一部間違っていて、一部は正しかったと思っています。短い一生で世の中のことをすべて理解することは不可能です。でも、科学は一つです。物理を理解することが化学、生物、さらに宇宙を理解することに繋がっていることも事実です。まずは、勉強(知ること)を通じて個人的な感動を味わってください。「大気圧というのが気体分子の衝突によるものだ」と知った時、私は衝撃を受けました。そして、研究(創り出すこと)によって、たとえ短い間でもその瞬間世界中でただ自分だけが知っている発見を味わって身震いしてください。ニュートンは「私が遥か彼方まで見通せたのだとしたら、それは巨人たちの肩に立っていたからだ」という言葉を残しています。皆さんも巨人の肩に乗って、さらに遠くを見渡してみましょう。

理学部英語担当コーディネーター    Tammo Reisewitz

English in Science and ……

Tammo Reisewitz

理学部英語担当コーディネーター Tammo Reisewitz

Talking to a scientist from Algeria, Brazil, China, or Denmark, you will likely have to use English because it is the one language you share. But English is not only the language of science. Although AI may promise smooth international communications, it is not clear when automatic translation will work satisfactorily; and if it does, can it be trusted? Surrounded by fakes and falsehoods, deliberate and accidental, personal communication in a common language is your most trustworthy tool. And language is a tool that sharpens with use.
Pierce your information bubble. Practice English as early as possible. Study science and English at HiGEPS!

 

受験生の声

埼玉大学理学部生体制御学科 1年 萩原 理織
(鹿島学園高等学校 出身)

HiGEPS に参加した段階では、「面白い大学に行きたいです!」としか言えず、文理系すら決まっていませんでした。

HiGEPS では様々な分野の講義を受講するので、最初興味がなかった分野も講義を受けてレポートを提出します。自分で詳しく調べている中で興味がなかった分野もとても面白いことに気が付くことができました。私は、HiGEPS で幅広く興味深い講義を受け、専門だけをひたすら学ぶのではなく様々な講義を受けたいという思いから、HiSEP(HiGEPS の大学版)のある埼玉大学理学部に進学したいと考えるようになりました。 私の場合は、様々な分野に詳しい友人たちに出会い刺激を受けました。興味のある分野が違うと、同じ講義を聞いても気が付くことや疑問に思うことが違うのでとても勉強になりました。

まだ自分の好きな学問分野が決まっていない人も、もちろん決まっている人にも、大学の先生方の講義を受ける機会はとてもよい刺激になると思います。

埼玉大学理学部物理学科 1年 宮崎 剛
(さいたま市立浦和高等学校 出身)

僕は HiGEPS に高校2年生の時に Basic コースとして参加していました。主に講義を受けていましたが、高校の授業との違いはやはりその専門性です。各専門分野の研究者の方から直接お話を聞き、たとえ詳しいことは理解できなくても研究分野に対する熱意を感じることができました。特に印象深かったのはトランジット法という太陽系外惑星探査についての講義を受けたことです。レポートとして惑星発見の確率を求めよ等の問いがあり、HiGEPS の仲間たちと四苦八苦しながら立式していたのをよく覚えています。大学に入
ってからまだ間もないのですが、このような講義を踏まえてのレポートを多く書いていたという経験は今大いに役立っています。僕は将来宇宙関係の研究・仕事をしてみたいと考えています。しかし、単に宇宙関係といっても他の多くの分野とのかかわりがあり、まだ何も行動できていない状態です。これから大学での講義、HiGEPS の大学版である HiSEP に参加しながら知見を広げ、社会へ貢献できるような人材になれるようより一層精進していきます。