プログラム概要

すぐれた理工系人材育成をめざした、理学部学生に向けた特別教育プログラム
ハイグレード理数教育プログラム(HiSEP)
(High-grade Science Education Program)

埼玉大学理学部では「副専攻プログラム」を開講し、自らの専門分野以外の理学領域を広く学ぶことにより、学問的な視野を広げ、研究に必要な多くのスキルを修得するカリキュラムを提供しています。「ハイグレード理数教育プログラム(HiSEP)」では学内外(外国人)の研究者による理学セミナー、研究発表に向けた科学英語教育、ディベートを重視したアクティブラーニングを導入して、理学専門教育を補強するとともに、専門教育を超えた、社会性・グローバルの視点からの講義を提供しています。

HiSEPでは、理数分野で特に高い学習・研究意欲を有し、基礎学力を備えた理学部学生の「研究者の芽」を育て、大学院における高度な研究活動で開花させるために、学部4年間を通した高度な理数教育プログラムを提供します。講義型授業に加えて、学内外(国外を含む)特別セミナー・研究活動・ディベート・(和英)プレゼンテーションに関わる多彩な教育機会を用意し、基礎から応用へ学力向上を図るとともに、早期の研究活動により研究面での企画・実施・解析能力を身につけ、それに関連したスキルを学んでいきます。

本プログラムではあわせて理学に関わる広い見識と、豊かな国際性と社会性をはぐくむことも重視しています。インターンシップ・アウトリーチ活動や科学英語教育・短期研修などを活用して、理学に関わる学問知識と研究能力のみならず、広い視野を持つ、発信力・表現力にすぐれた学生の育成を行っています。

本プログラムは、文部科学省公募による「理数学生育成支援事業」に採択され、平成23年度から始まりました。その事業意図は「理数に優れた能力・意欲を持つ学生を学内で評価し、大学1~4年次を通じ、特別のカリキュラム・セミナー・早期研究室配属等の機会を体系的に提供する大学学部の取組を支援する」ものであり、5年間の支援期間を終了後、その間に積み重ねて教育手法や資源を活用し継続発展して、現在に至っています。す。 これは文部科学省による平成23年度からの新規事業で、本年度は平成23年6月1日から7月1日までの公募期間に32件の申請があり、8月はじめのヒアリングを経て、埼玉大学を含む6大学が採択されました。

進化したHiSEP起動中

HiSEP(表紙)

埼玉大学理学部のHiSEPとは

HiSEP(裏面)


社会をリードする理工系グローバル人材育成をめざした、大学院理工学研究科学生に向けた特別教育プログラム(HiSEP-6)
6年一貫型ハイグレード理数教育プログラム(HiSEP-6)
Education Program for Development of High-Grade Scientists–6)

埼玉大学理学部で実施している「ハイグレード理数教育プログラム」(HiSEP)が、令和4年度より前期博士課程に拡大され、HiSEP-6としてスタートしました。
大学院学生に向けて、社会で活躍できるすぐれた理工系グローバル人材育成を目標ととしたHiSEP-6は、従来のHiSEPカリキュラムを活用・深化させた教育を行うことにより、研究能力の向上はもとより、社会性・国際性を育み、大学院修了後、理工系人材として即戦力となる研究者、として必要な以下の能力を養う事を目標としています。

  1. 理学に関わる広い見識を身につけ、研究面での企画・実施・解析能力の獲得を目指す。
  2. 研究遂行及び公表に必要な国際性と社会性を涵養する。
  3. 博士後期課程進学を視野に入れ、研究においては特殊性と独創性を重視させる。
  4. 研究倫理を遵守し、研究に携わる者としての責任を全うできる人材を育成する。

そのディプロマポリシーを充足し、高い専門性と応用力を養い、「研究者の芽」を発芽させる本プログラムを通じて以下の3点を修得したものにプログラム修了証を授与します。

  1. 理学に関わる広い見識と研究面での企画・実施・解析能力の獲得
  2. 研究遂行及びに公表に必要な国際性と社会性
  3. 研究における特殊性と独創性
HiSEP-6

HiSEP-6(表紙)

HiSEP-6

HiSEP-6(裏面)

 


 

SAITAMA Univ. プログラム