HiSEP-Miraiプログラム

21世紀型 教養教育プログラム(HiSEP-Mirai)
High-Grade Science Education Program Mirai series

私たちを取り巻く環境が激しく変化する現代。次世代の理工系人材として理学部で学ぶ学生に向けて、将来起こりうる大きな社会的課題の解決のために、自らが身につけるべき科学的素質に加え、解決に導く「世界観•価値観」を身につけることを目的とします。

学生が自発的に「正解のない問い」を見つけ出し、理学部各学科で学ぶ専門教育(数学・物理学・化学・生物学)に加え、社会科学(倫理・哲学・宗教・歴史・法学・経済学等)の知識を融合させ、解答へ導きます。
また「現代的な課題」(AIと倫理、感染症対策・温暖化・エネルギー問題、サスティナビリティー•SDGsダイバーシティインクルージョン等)を取り上げ、その解決に向けた取り組みを具体的に考え、加えて学内外の文系教員・社会人のセミナーを開催し、異なる視点から得た知識をグループ討論などを通して、広げ、深めていきます。また埼玉大学の特徴である文理系学部が1キャンパス内に共存することを生かし、文系学部学生とのグループ討論を通し、様々な社会問題解決のためのものの見方(着眼点)、考え方(論理的思考法)を深め、理系•文系学生が相互に学び、深めるプログラムとします。

「あたらしい文理融合型問題解決スキル形成プログラム」として2単位分の講座を1~2年生に向けて開講します。

  1. あたらしい「21世紀型文理融合学部基礎教育」の実践、R&D
  2. 文系学部教員•学生との対話型学習
  3. 留学生との対話型学習、そして海外研修等によるグローバルな視点での問題解決への発展

個々の学生が、社会問題等を自ら見出し、問題解決に向けた取り組みと共に、その問題にかかわる自然科学と社会科学の役割について具体的に掘り下げ、レポートを作成します。

  1. 現代・将来に向けて危惧される社会問題(具体例)を見出し、その概要と社会への影響を考察します。
  2. 問題を解決するための、「理工学分野」からの具体的な方法を整理・提案します。
  3. 問題解決に必要な社会科学の知識を得、その具体的な役割を見出します。

HiSEP-Mirai

HiSEP-Mirai(表面)

HiSEP-Mirai

HiSEP-Mirai(裏面)