9月22日(日)Kasc特別講演会のお知らせ
HiSEP受講生の皆さんに向けて、下記のセミナーのオファーがありましたのでご案内をします。
本セミナーは、埼玉大学で9月22、23日に開催される「第10回関東スピン化学会(10th Kanto area spin chemistry meeting:Kasc)」の中で設けられた講演会企画となります。日曜日ですが国際研究集会の雰囲気を味わいつつ、講師であるオックスフォード大学のPeter J. Hore先生には理学部学生の皆さんにも分かりやすいようにお話しいただける予定ですので、下記のセミナー概要を参照の上、積極的に参加ください。
セミナーの詳細は こちらを参照ください。Kasc Poster2024_3最終
—————————————————–以下詳細
特別セミナー: “Cryptochromes as magnetoreceptors” (磁気受容体としてのクリプトクロム)
講師:Prof. Peter J. Hore, University of Oxford.
日時:9月22日(日)14:00~15:00
場所:埼玉大学,総合研究棟1号館1Fシアター教室
セミナー趣旨: Peter J. Hore 教授は,生体分子の磁気感受(磁場効果)の理論と実験から,世界のスピン化学をけん引している研究者です.理論と実験の解析の両方から動物の磁気感受のメカニズム,特に渡り鳥等の磁気コンパスや磁気的な応答についての研究を進めておられます.今回は神戸で行われる国際学会:Spin Chemistry Meeting 2024の後,中国へ出
張される合間を縫って,無理を言って埼玉大学での講演をお願いしました.2019年にも埼玉大学で関東スピン化学ミーティングにおいて講演をお願いしましたが,極めてクリアなプレゼンテーションをされることで定評があります.今回は特に学部生でも理解可能な講演をお願いしました.
動物の行動―生体分子-電子や核スピンといった,生物学-化学-物理学の垣根を超えた研究を展開されており,様々な領域の方々に興味を持っていただける内容です.Hi
SEP関係者をはじめ様々な領域の研究者,学生を対象としております.
本講演会は以下の3つの共催で行われます.
1)第10回Kasc(関東スピン化学会)
2)埼玉大学戦略研究センター,インキュベーション研究グループ「生体分子反応動力学研究グループ」
3)HiSEP(ハイグレード理数教育プログラム)
*皆様のご来場をお待ちしております.
問い合わせ先 前田公憲 (理工学研究科,基礎化学)