HiSEP-Mirai シリーズ（後援：三菱みらい育成財団）では、理工系人材として将来の社会問題の解決のために、どのような知識・素養とスキルを大学で学ぶべきかを掘り下げ、その中から文理融合教育を有機的に活用する糸口を探究していきます。

2024年度前期のシリーズの締めくくりとして、石川俊さん（石川建設工業株式会社代表取締役）をお招きし、東日本大震災と原発事故の当時・現在まで・これから、について、その復興に直接携わってきたお立場からお話しいただく予定です。 社会問題の出現過程とその解決に向けた取り組み、その中で理工学やリベラルアーツの役割を模索する機会としていただければと思います。学部を問わず、関心ある学生の皆さんの参加を歓迎します（直接教室にどうぞ）。

日時：２０２４年８月２日（金） 13:00-14:30

場所：全学講義棟1号館403講義室

講演：福島の現状と課題　被災地からの声　〜津波・原発災害からの復興〜

石川俊さん（石川建設工業株式会社代表取締役）

東日本大震災から13年5力月。地震津波災害に加え、原子力災害が重なった複合災害の地「福島」の住民から、若い科学者の卵の皆さんへメッセージ。大震災の経緯から、復旧・復興事業の進捗、13年が経過した現状、廃炉作業が進む原子力発電所の現在、地域の姿などをお伝えします。メディアが発信する情報だけではなく、被災者の声からフィールドワークの重要性と、科学に何が出来るかを考えてみましょう。

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